・1990年代の半ばから、少なくとも先進国では生産が消費を上回り、生産者より消費者の方が強くなった。
・モノあまりの時代には、生産しないで消費だけしてくれるキリギリスは、とても貴重な存在です。その逆に、消費はまったくしないで、ひたすら生産に励むアリは、モノあまりを悪化させる困り者だという考え方もできます。
・働いていない人を働かせて年収200万円を稼がせるために公共事業をやろうとすれば、1000万や2000万はかかってしまいます。それならば、年間200万円の生活保護を支給した方がよほど安くすむし、しかもそのお金はすべて消費してもられる。