私がこのブログを書く理由は簡単で明瞭だ。中国本土に住む人々は日本を全く理解していないか、または理解できていてもある一面のみだからである。ここで私が感じた日本を伝えたいと思う。

  まず日本の治安であるが、日本は世界で最も安全な国と言われている。しかし、近年は大陸出身者の増加により、日本の秩序・安全は下降線をたどっている。なぜなら中国人は日本でありとあらゆる悪事を働くからである。例えば、窃盗や詐欺、交通ルールの無視、ゴミのポイ捨てなどを挙げることが出来るが、まさに中国人として面汚しの事態である。

  また、日本では物を失くすのが難しいほどである。私が学校に通っていたとき、財布と携帯電話を教室に置き忘れてしまったことがあったが、翌日、教室には私の財布と携帯電話が置かれていたのだった。また、私はこれまで6回も財布を落としたことがあるが、その都度、一円も盗まれること無く私の手元に戻ってきている。ある時などは、財布を落としたことに気付いた日本人が私のところまで走り寄ってきて財布を手渡すと、そのまま去ってしまった。これには本当に驚かされた。

  私は風邪で入院したことがあったのだが、入院期間中、学校で共に学ぶ中国人学生はあまりお見舞いに来てくれなかった。中には一度も来てくれなかった人もいたが、私の身の回りの日本人の多くが見舞いに来てくれた。彼らは花やチョコレート、人によってはお金までも持参して見舞ってくれたのだった。

  また、私の学校の留学生が住む家が火事になったとき、日本人学生は彼のためにお金や物資を寄付していたのと対照的に、中国人留学生たちは全く無関心であった。多くの留学生たちは日本滞在中に「感動の涙」を流すことがあるが、それは日本には自国では体験できない人間関係があるからだろう。

  利己的で冷酷、法を守らず、他人をだますという往年の日本のイメージは存在しない。だから私は大陸の中国人たちに本当の日本を伝えたいと思ったのである。

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