・人間の脳は下半身を刺激する言葉に弱い。
・かつての深夜番組「EXテレビ」は、新聞のテレビ欄にステレオ放送を示す「S」マークがつくことを見越して命名されたという。たしかに、この三文字が続くだけで視線が吸い寄せられるから不思議だ。
・空間に単体で存在しているだけのモノも、「○○物語」と名づけてみるといい。たったそれだけで、奥ゆかしさと温かさが演出される。時間軸が生まれて歴史や背景が見えてくるような気がしてくる。
・「物語」だけではない。「紀行」にも同様の力がある。これは時間軸のみならず、自分の足で歩き、さまざまな人に触れるような空間移動の感覚も演出できる。