此(こ)れ一人(いちにん)の身にして、富貴なれば則(すなは)ち親戚も之(これ)を畏懼(いく)し、貧賤(ひんせん)なれば則ち之を軽易(けいい)す。況(いは)んや衆人をや。

昔も今も同じ人間だのに、富貴になれば身内でさえも恐れ入り、貧しければ軽くみる。他人だったらなおさらだ――。

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