・使っている原料の鉄鉱石はもちろん輸入品である。日本には1トンあたり2000円で入ってくる。ところが、この2000円の鉄鉱石で鉄板をつくると、歩留まりは半分だが、だいたい1トン5万円で売れる。さらにこの5万円の鉄板をつかって自動車をつくると、1 トンあたり100万円以上の価格になる。つまり、2000円の石ころが自動車に化けると、100万円の価値を生むわけである。こうしたモノをつくることで生み出される高い付加価値と、それを可能にするすぐれた技術力こそが一国の経済を支える生命線なのだ。
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・使っている原料の鉄鉱石はもちろん輸入品である。日本には1トンあたり2000円で入ってくる。ところが、この2000円の鉄鉱石で鉄板をつくると、歩留まりは半分だが、だいたい1トン5万円で売れる。さらにこの5万円の鉄板をつかって自動車をつくると、1 トンあたり100万円以上の価格になる。つまり、2000円の石ころが自動車に化けると、100万円の価値を生むわけである。こうしたモノをつくることで生み出される高い付加価値と、それを可能にするすぐれた技術力こそが一国の経済を支える生命線なのだ。