・経済システムや政治哲学や法体系の方が、戦争システムに奉仕し、それを拡張するものであって、その逆ではないのだ。
・社会の戦争遂行能力は、他の社会から受けるとされている「脅威」の存在の結果ではない。「国益」に対する「脅威」は、戦争システムのニーズの変動に伴い、創造ないし強化されるものである。
・戦争は国際的な利害対立によって「生じる」ものではない。正しい論理的な順序から言えば、戦争遂行社会がそうした対立を必要とし、したがってそれを生み出す、という方が正しい場合が多い。
・なぜ戦争はかくもすばらしいのか? それが人工的な需要を生みだすからだ。戦争、そして戦争だけが、在庫問題を解決できるのだ。