しょっぱなから失敗した人の成功者たち

1. ヘンリー・フォード … 自動車王
ヘンリー・フォードは、フォード・モーター・カンパニーを設立するまえに、7回も失敗し、5回失業した。「三度目の正直」という言葉を突破し、まわりの人から見たら「よくがんばる、かわいそうな人」みたいな感じだったかもしれません…。

2. ウォルト・ディズニー … ディズニーランド、ディズニーアニメの創造者
「お前はイマジネーションがない。アイデアもダメだ。」と新聞社をクビになる(ウォルト・ディズニーはイマジネーションとアイデアの男じゃないのか!?)。自分の信じている才能をケチョンケチョンにいわたら、ドーンとショックをうけてあきらめてしまうことだろう。

3. 盛田昭夫 … ソニー創業者
後の「ソニー」となる「東京通信工業」を井深大と設立。はじめて手がけた製品は、ナント炊飯器。これがビックリするほど売れなかったという。もし起業して、一発目の商品が思いっきりスベったら、あなたはどうしますか!?

. カーネル・サンダース … ケンタッキーおじさん
レストランにフライドチキンのレシピを売り込んだが、109回も「そんなもんいらん!」と断られた。普通の人ならノイローゼになってしまいそう。

. アインシュタイン … 天才物理学者
5歳までほとんどしゃべらなかった。学校の先生からは精神障害があると思われていた。父親が事業に失敗した。大学受験に失敗した。苦労続きの人生だ。

. ベーブ・ルース … ホームラン王
ホームラン王であると同時に、三振王でもある。

. J.K.ローリング … 「ハリー・ポッター」作者
離婚と生活苦で、うつ病になり自殺も考える。貧しいシングルマザーとして生活保護を受けながら執筆をつづけ、書き上げた「ハリー・ポッター」が大ブレイク。「歴史上最も多くの報酬を得た作家」となる。

8. ソクラテス … 哲学者
アイデアが先を行きすぎて「不道徳で、人を腐敗させる人」とみなされ、ナント死刑を宣告されてしまう。

9. ゴッホ … 画家
生きているうちに売れた絵は、たったの1枚だけだった…。それでも画家をつづけた。
(死後に「ひまわり」が58億円で落札)

10. エジソン … 発明王
学校の先生から「バカすぎて、何も学べない子」と言われる。はじめてやった仕事は、クビになり、その次にやった仕事も立て続けにクビ。電球を発明したときに、1000回失敗したのは、有名な話である。

11. マイケル・ジョーダン … バスケットボール選手
伝説のバスケットボール・プレーヤーは、高校のときは「補欠」だった。

12. スティーブン・スピルバーグ … 映画監督
映画学科が充実している南カリフォルニア大学の入学を希望するが、入学を3回も断られる。普通の人なら「やばい、もうプロになれない…」とヘコむことだろう。

13. スティーブン・キング … 作家(「ショーシャンクの空に」など原作者)
貧しい生活のなかで作家になることを夢見て小説を書くも、30もの出版社にバッサバッサとボツにされ、ついに原稿をゴミ箱に捨ててしまう。奥さんがゴミ箱から、その原稿をひろいあげ、励まし励まし、書き上げた作品が大ヒット・映画化。

「Fail early, Fail often, Fail better」 早くたくさん上手に、失敗せよ。

 この見出しの言葉は、ビジネススクールでの起業家育成の授業や、ソフトウェアのプログラミングの分野で、よく紹介される言葉です。

 失敗というものは、誰のどのチャレンジにも内包されているものなので、それを「素早くたくさん(Fail early, Fail
often)」外に出していくのが「成功の秘訣」ということです。そうしてできれば、試作や検証で「上手に失敗(fail
better)」するのがマル。

 私たちは、幼稚園のときから減点法で生きているので
 「間違えました」
 「失敗しました」
 といおうとすると恥の感情がわいてくる。なかなか口に出して言うことができません。

 まずは、この二つのセリフを平常心をもって誰にでも言えるようになって、少しずつ「Fail early, Fail often, Fail better」の哲学を取り入れていくことで、人生はもっとうまくいくようになるのかもしれません。

 失敗しても、暗い顔をしてたらアカン。
 ケンタッキーおじさんも、ディズニーも、エジソンも、マイケル・ジョーダンも失敗していた。じっくり休んだら、また元気だしてファイトです。

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