「誰かに腹を殴られ、息ができなくなったような気分だ。私はまだ30歳だ。もの作りを続けるチャンスが欲しい。少なくとも、頭の中にはもうひとつ、素晴らしいコンピューターの構想がある。Apple社は私にそれを作るチャンスを与えようとしない」
――『Playboy』誌1987年9月号「1年で2億5,000万ドルも失ったのは、知っている限りでは私だけだ。人格形成に大きな影響を与える出来事だった」
――『アップル・コンフィデンシャル2.5J』「当時は分からなかったが、Apple社に解雇されたことは、私の人生で起こった最良の出来事だったと後に分かった。成功者であることの重さが、再び創始者になることの身軽さに置き換わったのだ。何事につけても不確かさは増したが、私は解放され、人生の中で最も創造的な時期を迎えた」
――スタンフォード大学での卒業祝賀スピーチ、2005年6月12日