ironyもsarcasmも、日本語に訳せば、皮肉である。ところが、皮肉を英語に訳す場合、どちらに訳せばいいかは、文脈により異なる。

今まで、どのネイティブに訪ねても、彼らは、ironyとsarcasmは厳密に違うと主張する。

私の感覚では、ironyは消極的である。起こるべくして起こった事は、ironyに属する。例えば、木こりが木を切っていて、倒れてきた木に押しつぶされて死んだだとか、ぼけ防止には車の運転がいいと主張する人間が、ボケ老人の運転する車にひかれて死んだ場合、それは、ironyである。

一方、sarcasmは、積極的に作り出す物である。例えば、仕事のまったくできないダメ人間に対して、「へぇ、キミはすごいね」と言ったりする類である。

本来の意図とは反対のことを、皮肉として発言するのは、ironyの場合もあるが、大抵はsarcasmである。積極的に反対のことを言うのは、特にsarcasmだ。

本の虫: ironyとsarcasmの違い (via burnworks) (via yaruo) (via saitamanodoruji) (via otsune)
2009-10-31 (via gkojay) (via futureisfailed) (via atorioum) (via ataxia)

sarcasmには諧謔の響きがありますね。

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