iPhone4Sがとどめ、国内携帯端末メーカーの最終章(2) | 産業・業界 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン
iPhone4S(16ギガバイト)の端末は本来5万円以上するが、通信事業者から多額の販売奨励金が乗せられているため、実質ゼロ円で購入できる。一方で、ほかの最新のスマホの端末代は3万円前後と、はるかに高い。
毎月の通信料も、iPhoneのみに専用プランが用意され、その料金は他のスマホより500~1000円ほど安く設定されている。KDDIのiPhone4Sを2年間使用した場合、端末代と通信料で合計4万円以上安く抑えられる(下表)。つまり、最も魅力的な端末が最も安い。これでは、他の端末が劣勢となるのも当然だ。