具体的には、成人女性の一卵性の双子7組の一方に対し、5種類の乳酸菌を含む市販のヨーグルトを1日2回、7週間にわたって食べるよう指示し、もう一方にはヨーグルトを食べないよう求めた。その間と前後4週間、定期的に採取した大便に含まれる腸内細菌の種類や、どのような遺伝子が細菌の中で活性化されているのかを検討した結果、驚いたことに、腸内細菌の種類やその比率、活性化している遺伝子の種類や量比、いずれもヨーグルト摂取の有無による違いは双子の間に認められなかったという。

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