フェルミのパラドックス
フェルミのパラドックス(Fermi paradox)とは、物理学者エンリコ・フェルミが最初に指摘した、地球外文明の存在の可能性の高さと、そのような文明との接触の証拠が皆無である事実の間にある矛盾のことである。
宇宙人は存在し、すでに地球に到達しているが検出されない。
到達した宇宙人は発見されても全て、各国政府により公表が差し控えられている。到達した宇宙人は全て、潜伏、又は地球の生命に擬態して正体を隠している。到達した宇宙人は全て、ケイ素生物・意識生命体など、地球人が「宇宙人」として認識できない形態の生命である。
別次元(五次元等)に存在するため、地球人が認識出来ない。宇宙人は存在し、過去に地球に到達していたが、最近は到達していない。
既に来訪しており、遺蹟などにその痕跡が残されている。詳細は古代宇宙飛行士説を参照。既に来訪しており、我々人類(もしくは地球上の他の生物)はその子孫である。既に来訪しており、ハンガリー人を名乗っている。(当時のフェルミの周囲で語られたジョーク。「火星人」と言われた天才ジョン・フォン・ノイマンらハンガリー勢を指している。アインシュタイン他の19世紀後半のヨーロッパ生まれの天才たちを、潜伏した宇宙人とするバージョンもある)
宇宙人は存在するが、なんらかの制限又はある意図のためにまだ地球にやってきていない。
多くの宇宙人は穏健で引っ込み思案な知的生命であるため、宇宙に進出しない。知的生命体は、高度に発達すると異星人の文明との接触を好まなくなる。異星人と接触した結果地球上に起きる混乱を避けるなどの目的で敢えて目立った接触を行わない。これは「動物園仮説」又は「保護区仮説」と呼ばれる。(創作小説等の言葉を借りれば「未開惑星保護条約(宇宙に大規模に進出し得ない文明レベルの惑星には介入しない)」のような国際条約が存在する可能性が指摘されている)
宇宙人は存在するが、恒星間空間に進出し地球にたどり着くための進化・技術発展における難関を突破できない。
生命が発生し、知的生命として発展し、宇宙航行種族になる確率が非常に低い。高度な技術文明があっても、地球人の観測圏までたどりつくのは非常に難しい。ほとんどの宇宙人はある程度文明が発展すると、核戦争や著しい環境破壊などの事態を引き起こし、短期間に滅亡してしまうため宇宙旅行に乗り出す時間を持ち得ない。
この宇宙には地球以外に生命体が存在しない。「存在しないものは来ない」。
この宇宙には地球以外に生命が存在しない。地球以外に生命が発生する確率はゼロではないが、今のところ地球の生命が一番目に発生した生命で、二番目がまだ登場していない。宇宙人による全天探索計画が実際になされているとしても、はるか遠方で行っているため光速の壁に突き当たってまだ地球には達していない。 (137億光年以内に、そのような試みをする知的生命体はいない)