※ 河本準一“会見”に違和感…なぜ叩かれる?
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20120603/ecn1206030746000-n1.htm
*生活保護の扶養義務で、橋下市長「ルール考え直すべき」と提案
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120531/mca1205311444020-n1.htm

 財務省は、世耕さんや片山さんを使って上手いことやったなと思うけど、ま、たまたまスケープゴートにしたのが、年収うん千万のタレントで、それで釣れたタレントは、これまた月40万円ものローンを組んでいた。
 所が、今の核家族の時代、たとえば、一男一女の子供を育てて、娘は嫁に行ったけど、息子は幸運にも上場企業に入り、今はもう手取り一千万の給料を貰っていますと。
 普通のリーマンならあり得ない稼ぎの芸能人を俎上にして、「その稼ぎがあって親の面倒も見られないのか!」と世間の怨嗟を煽っているけど、現実問題として、一般世間で、仮に公務員、仮に給料の良い上場企業のリーマンで世間も羨む給料を貰っていたにしても、故郷に残した親の家計を全部面倒みれるか、それを罰則付きで義務づけることが出来るかと言えば無理よ。そらもう、これから結婚しようという世代に対して、無年金な親がいるのなら、子供は作らずに親の介護に専念しろ、と国家と社会が総掛かりで脅しているようなものでしょう。
 そらもう無茶苦茶な社会ですよ。世の中に、年収300万円で親の世話をしている人間がいるからと言って、それを全員に強制するのは間違いです。それを求めるのであれば、大前さんが書いているように、税控除の幅をもっと大きく広げるなりしないと。

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