昔はいっぱいあったそんなに高くもないごく普通の街場の鮨屋みたいのがなくなっちゃったみたいに、今、この国からスタンダードなものが猛烈な勢いで駆逐されてるんだと思う。

「そんなとこに行かなくても回転寿司とかコンビニの寿司でいいじゃん?」って言う人に反論するのって実は難しくてさ。それこそ感性の問題だから。

街場の鮨屋と同じように、ちょっと気が利いた街場の店や旅館やそして巨匠ではないんだけどちょっと気の利いた仕事をするクリエイターたちにとっては今は最悪の時代かもしれない。

カメラマンで言うなら篠山紀信さんには今だって仕事はあるんだよ。

タダみたいなギャラで仕事をする人たちにもきっと仕事はある。

でも巨匠と新人の中間のちょっと気の利いた仕事をするカメラマンが、今、すごく生きていき辛くなってる。

スタンダード受難の時代

立川直樹Facebookページより

(via perrier)

更新情報知らせます はい 不要