例えば、3264+7253を計算すると、答えは10517となりますが、この計算が正しいかどうかを簡単に調べられるのが九去法です。九去法では、それぞれの数字をバラバラにして、9になる組み合わせを消していき、残りをメモします。例えば、3264であれば3と6は組み合わせて9になるので、残った2と4を足して6となります。7253も同じようにして、7と2を消して、残りの5と3から8となります。答えの10517は、1と1と7が9になるので5となります。この数値だけを計算と同じ(ここでは足し算)計算をします。6+8は5+1+8=5+9と考えて、5となります。これが答えの5と一致をしているので、この計算は正しいと判断できます。もちろん、計算間違いがあっても偶然うまくいってしまうこともないわけではないので確実ではありませんが、筆算では強力な検算方法になります。