コダワリのある小規模農家とコダワリのある消費者をつなぐビジネスは、様々なコストが発生します。
チルドの小口発送は、膨大な物流コストが発生し、原価の大半を占めます。
仕入れ元の生産者は年齢や価値観、コダワリも違えば、経験値、知識や技術、事業の体制も異なります。出荷のたびに、「ほうれん草が3パック足りない」「にんじんが少し黒ずんでいるけど良いか」「キャベツ結球が弱いけど良いか」「質が悪いので、契約を反故することになるが出荷は見送りたい」…… 単価200円前後のアイテムの品ぞろえを確保するのに膨大なコミュニケーションコストが発生します。