アメリカのギャング、アル・カポネの元に紳士が訪れた。
その紳士はカポネに5万ドル預けてくれたら2か月で倍にすると言った。
カポネは5万ドルを彼に預けた。2か月後、紳士が戻ってきた。
彼は言った。「申し訳ありません、失敗しました」
カポネがどうやってこの紳士を殺してやろうかと考えてた時、
紳士は続けて言った。「倍にすることは出来ませんでした。元金の5万ドルはお返しします」
と5万ドルを差し出した。カポネは驚いた顔をして言った。
「あんたは最初から詐欺師だとわかっていた。だから10万ドルになるかゼロになるかどっちかだと思ってた。
なのにあんたは5万ドル返しに来た・・」紳士が詫びて立ち去ろうとするとカポネは呼び止めた。
「あんたみたいな正直な人間は初めてだ。もし困ってるならこれを使ってくれ」
5000ドルを渡した。紳士は最初からこれが目的だった。