2007年、クルーガー教授は「アメリカ人は何に時間を使うようになっているのか?」という研究発表した。40年間(1965-2005年)にわたるデータを分析した結果、次のような発見をする。【男性:「仕事をする時間」が減り、替わりに「ぼーっとする時間」が増えた/女性:「家事の時間」が減り、替わりに「仕事をする時間」と「ぼーっとする時間」が増えた】。せっかく世の中が豊かに便利になったのに、男女ともにTVなどを観て「ぼーっとする時間」が増えていたのだ。

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