参加者を感動させたのが、2月6日にあった『両岸三地』(大陸、台湾、香港)の若者の討論会のようだ。
この討論会は、数百人から始まり、最後には4000人規模まで参加者が増えたそうだ。
「なんと素敵なひと時だったのか!心よりうれしかった!恐らく、これは1949年(中華人民共和国が建国された年)以来、『両岸三地』の青年たちにとって、もっとも有意義な交流だった。政治の話題も絡んでいたが、まったく険悪な雰囲気がなく、平和で温かく、ほほえましかった。
われわれの体には同じ血が流れているが、いろいろな原因で、隔たり、誤解を生んだ。この対話を通じて、相手が何を思い、どういう社会、環境に生きているのかなどを知り、世界が広まった。また、今まであった壁も少し取り除けた気がした。緊張感はあったが、とても温かい、平和な時間だった。気がついたら感動して目頭が熱くなっていた」