武漢ウイルス研究所(WIV)は「コウモリ女」の異名をとるShi Zhengli女史の勤務先。ここのこうもりウイルス(RaTG13)のサンプルは湖北省ではなく、1600km離れた雲南省で採取された。その遺伝子配列は人間に広まるSARS-CoV-2と40年ぶんの形質変異の隔たりがあり、あまりにも違いすぎる。

武漢疾病対策予防センター(WHCDC)のほうがはるかにその可能性は高いと思う。なぜなら中国の2人の専門家(Botao Xiao氏とLei Xiao氏)がウイルスの起源に関する短い論文で挙げていたのがここだからだ。最初のクラスタの海鮮市場にずっと近い。WIVより安全管理水準がずっと低い。湖北省の洞窟でこうもり数百羽を捕捉したウイルスハンター、Tian Jun-hua(田俊华)医師の勤務先だから。

武漢ウイルス研究所は海鮮市場から32km、武漢疾病対策予防センターは280m。

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