いまや巨大なテレビ局のごときパワーを人々に与えてしまい、15歳の個人が何百万人もの人に声を届けることができるのに、テレビ局が負うべき責任がそこにないことなんです。
運よく人々がこの放送レヴェルのパワーを誠実に、知恵と責任をもって使い、何がほかの人を助けることになるかをしっかりと考えてシェアすれば、本当に美しい世界に住むことができるかもしれません。しかし、金銭的なインセンティヴのシステムによって、何が最も選ばれるべきかはビジネスモデルが決めることになります。そこでは真実をシェアするよりも、人の生死を語ったり、嘘を発明したりするほうが、より早く注目を集めることができるのです。