アメリカでトランス脂肪酸を食品に使用することを原則禁止する規制案が提示されたのは、記憶に新しいことでしょう。
このトランス脂肪酸を使った食品の代表的な存在がマーガリンです。
食品にトランス脂肪酸を使うと、長持ちで長期保存が可能になります。しかし、実はマーガリンの化学構造はプラスチックの化学構造と分子1つしか差がありません。長期保存ができるという裏側には、そういった事実があります。
トランス脂肪酸は、糖尿病や高血圧、高脂血症、がんなど、さまざまな病気の発症に関与しているといわれ、各国で規制の流れができています。