ブライダル保険の契約書をつぶさに調べると、予定している会場が「感染症や伝染病の集団感染を理由に挙式不可能になった場合」は返金するという条項があった。だが同じページに、保険金の請求が「直接的または間接的に政府が命じる規則や法により生じた場合、およびより明確に保険の対象とされる金銭的損失に係る場合」は保険でカヴァーされないと記されていた。
「知りたいのは、政府が出している方針によって、自分のケースの規定がどの程度無効になるかです。現時点では勧告であって法ではないわけですが、誰もわたしの式を中止しろとは言っていません。明らかにこのまま進めるべきではないなか、自分はどうすべきなのでしょう」