一方、中国のあるインターネット・ユーザーが最近、ネット掲示板に「今回の日本旅行はひときわ感慨深かった」と題したスレッドを立ち上げ、自身が日本旅行をした際の経験をつづった。書き込みの内容は以下のようなものだ。

東京の公衆トイレはどこでもお尻を洗ってくれるタイプのもの。もしこれが上海だったら、便器は全部持ち去られてしまうだろう。

東京は車が少なく、人々はたいだい、地下鉄で移動する。滞在3日目にしてクラクションの音を聞いたことはなかった。自動車は歩行者に道を譲り、人も車もルールを守る。

電車を待つ人は多いが、みんな2列に並び、電車が来ればリハーサルでもしたかのように列が八の字に開き、最後の1人が降りてから乗り込む。割り込む人は1人もいない。

また日本人は人に丁寧に接し、サービス業では全て敬語。お釣りは両手で渡し、笑顔が途切れることはない。私は日本の民度は中国より50年進んでいると思う。

秋葉原からタクシーで帰ろうとした時、私は乗車前に携帯電話を落したらしいが、気が付いたのはホテルに着いて、タクシーを降りた後だった。私が焦っている時に、2人の女性が後ろを走ってきたタクシーから降りてきて、私に携帯を返してくれた。

私は驚愕した。彼女たちは私が携帯を落した時、私に知らせようと叫んだが私にはその声が聞こえなかったため、タクシーに乗って私を追いかけてきてくれたのだ。私は彼女たちにタクシー代を返そうとしたが、絶対に要らないと言う。死ぬほど感動した。

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