・「これまで、催眠術にかかったことはないですよね?」と聞くのです。相手が「ないです」と答えると「じゃあ、もしかかったらどうなると思いますか?」とさらに質問します。この場面での内容はどうでもいいのです。このとき重要なのは、相手はすでに「自分が催眠術にかかった状態」を想像して話しているということ。
・質問に答えようとすると、どうしても自分が催眠術にかかっている様子をイメージすることになります。自発的に浮かべたイメージである分「今から催眠術をかけます」とストレートに言われるより、はるかに暗示効果が高いのです。