「2019-nCoV」の近縁種である2つのコロナウイルス「bat-SL-CoVZC45」と「bat-SL-CoVZXC21」と比べた際に、遺伝子の配列類似性が90パーセント未満だったことである。これはコウモリ由来の2つのコロナウイルスは、「2019-nCoV」の直接の祖先ではないことを意味している。

SARSとMERSの両方においても、コウモリが保有していたコロナウイルスを別の動物が中間宿主として媒介し、最終的に人間に感染したことが示されている。なお、SARSはハクビシン、MERSはラクダが中間宿主とされている。

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