「縄文人は当時、10万人はいただろうと言われています。それ以上の弥生人が一度に渡来したとは考えられず、少数の弥生人がしばらく縄文人と住み分けをしていました。ただ、弥生人は稲作技術を持っていたぶん安定した食料を得られたので、人口増加率が縄文人より高かった。弥生時代も約1200年ありますから、渡来人口が少しずつ増え、なおかつ人口増加率も高かったことで、どこかの時点で縄文人と人口が逆転したのです」

 縄文人が台地に住むのに対し、弥生人は稲作に適した低湿地帯に住むことを好んだ。

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