男女の大学生に「男性のほうが得意なテストです」と伝え、解答用紙には性別も書かせました。すると、女子学生の正答率が、なんと男子学生の正答率に対して64%という結果になったそうです。これが意味するのは、女性は性別を書いた瞬間に「苦手」という自己評価をしたということ。

次に、2回目の実験では所属大学を書かせました。すると、彼らはエリート学生だったので、自己評価がポジティブに変わり、女子学生の正答率も男子学生の8割以上まで上がったのです。自分に対して持つ思い込みによって、パフォーマンスが変わることが証明されたのでした。

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