自切から数時間しか経たないうちに、ウミウシの頭部はエサを求めて動き回り始めた。さらに1日が経過すると、首の傷は治ってしまった。そして1週間後には、心臓の再生が始まった。1カ月が経過する前には体全体が再生され、切断以前の姿に戻った。

ところが、胴体ではそのようなことは起こらない。「葉緑体の喪失が原因と思われるが、体が徐々に縮んで色が薄くなり、最終的には腐敗した。その直前には心臓が動いている様子が見えた」

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