あなたが口の固い、頼りになる人間であることをわかってもらうには、どうすればよいのだろうか。

 第1に、秘密を尊重し、カジュアルな会話であっても他人に話さないこと。第2に、相手の健康や幸せを本当に気遣っているのなら、相手に直接尋ねること。第3に、求められない限りアドバイスはしないこと。相手の役に立つと思ったとしても、そうすることがその人の主体性や自立性を奪う可能性がある。

 第4に、話を聞いて自分では収集がつかないと感じたら、一線を引くこと。たとえば、次のように伝える。「そんな大変なことになっていたんだね。他に誰か話を聞いてくれて、力になってくれる人はいないかな」

最後に、あなたには打ち明けないという相手の意思を尊重するのも、安心できる状況をつくることにつながる。「あなたのプライバシーを尊重する。話したくなったら、いつでも話して。無理に訊くようなことはしないから」などと言おう。そして、詮索しないことで約束を守る(本当は訊きたくても)。

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