ドラマ化もされた池井戸潤氏の小説『半沢直樹』が思い出される。主人公は東京中央銀行(旧産業中央銀行)に勤めるバンカー・半沢直樹。池井戸氏は1988年に三菱銀行に入行し、95年に退職している。
北日本新聞の20年10月5日付記事によれば、富山銀行の中沖雄頭取の話として、「主人公の半沢は、池井戸さんと同期入行の半沢淳一さんの名前を借りたのではないかと言われています。私はみずほ証券時代に、半沢さんと名古屋で共に仕事をしたことがあり、今も付き合いがあります。ドラマの半沢直樹のようにぎらぎらはしていないけれど、爽やかで優秀な方です」