太ることで大腸がんは1.3倍、膵臓がんは1.5倍、胃がんと肝臓がんは1.8倍、食道がんは4.8倍、子宮がんに至っては7.1倍も発症確率が上がることがわかったそうです。

このようにがんが増えるのは、太ると脂肪組織の炎症を起こすからです。体の中で起きる炎症は、がんだけでなく、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、腎臓病の大きな原因でもあり、肥満は命を縮めることそのものなのです。

逆に、体重を減らせば健康体に近づきます。専門的な研究で、4.5キロの減量によって血圧が下がり高血圧症は予防できるということがわかっていますし、2.25キロ減らすだけで心疾患を40%も減らすという報告もなされています。

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