17年4月開業の「GINZA SIX」はハイブリッドどころか松坂屋の直営売場は2Fの「シジェーム ギンザ」だけで大半がテナント構成という“不動産事業”だし、9月20日に再建築して開業した大丸心斎橋本館とて65%はテナント構成で百貨店型の売場は35%にとどまる。「渋谷スクランブルスクエア」“東棟”はもとより“百貨店”を名乗っておらず、B2~14Fの商業ゾーン営業面積3万2000平米のうち、東急百貨店が運営する百貨店型の売場は6F「プラスク・ビューティー」(化粧品)の1970平米、5F婦人靴・ハンドバッグの1380平米、4F「428-224」(婦人服セレクトショップ)の260平米、計3610平米(11.3%)にすぎない。

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