ダラー・ゼネラルの店舗の75%は、人口2万人以下の町に作られている。同社が生鮮・冷凍食品の取扱を増やす背景にはこうした地方指向があるのだ。ダラー・ゼネラルからすれば、ウォルマートやターゲット(Target)、クローガー(Kroger)といった選択肢がない地域で生鮮食品を扱う唯一の食料品店になるチャンスであり、生鮮食品ビジネスの運営への投資は客足と売上の面でも回収が見込める。さらにダラー・ゼネラルが全米でも最大規模の地方店舗を展開していることを考えれば、サードパーティの配送センターよりも自社の配送センターネットワークを構築するほうが同社の店舗分布に適しているのだ。