SPAC(特別買収目的会社)だ。米国では今年1月だけで約260億ドルを調達した。これは昨年1年間に248のSPACが調達した830億ドルという記録的な金額の、約3分の1に当たる数字だ。

 SPACは、いわゆる「ブランク・チェック・カンパニー」(白紙小切手会社)だ。事業の実体やビジネスプランを持たないシェルカンパニー(ペーパーカンパニー)で、IPOで調達した資金で未上場企業を買収し、早期上場につなげることだけを目的に設立される。

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