『洛中中心主義』は、有名人にも容赦ない。たとえば、歌手の倖田來未さん(京都市伏見区出身)がデビューしたとき、全国的には『京都の歌姫』と紹介されましたが、洛中の人たちは『あの子は伏見の子やから京都人やない』と当然のように言い切っていました。

洛中には、室町時代から代々同じ場所に住み続けている豊かな商人の末裔が多く、彼らには、『京都の代名詞』ともいえる祇園祭などの文化を支えてきたという自負がある。中には、未だに東京に行くことを『東下り』と言う人も少なくありません

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