シャンプーを買いたい時に「シャンプー」とカテゴリーから探す人もいれば、「シャンプー ブランドA」と絞り込んで検索する人もいます。ここから、シャンプー市場でブランドAがどの程度のシェアを持っているかがわかり、こうした詳細なデータを毎日毎時、自動的に取得できます。アンケートを実施する手間を省けますし、「炭酸シャンプー」「育毛シャンプー」「子ども用シャンプー」のように、細かいジャンルごとの立ち位置も把握できる。これは、アンケートやインタビュー調査では絶対に実現できなかったことです。
「シャンプー ブランドA」で検索するユーザーと、「シャンプー 白髪染め」で検索するユーザーを比較すると、彼らが求めているものには明確な違いがあります。特定のブランドが問題解決をできているとブランド名で検索されますが、そうでない時はペイン(痛み)で検索されるのです。「シャンプー 白髪染め」と入力した人は、白髪染めが落ちにくいシャンプーを探していることが予想できますよね。「シャンプー 送料無料」で検索する人は、機能よりも価格がペインです。