プラスティックはそのほかのすべての点においてガラスに劣っている。強度がずっと低いため、擦り傷やへこみもつきやすい。さらにガラスと異なり、プラスティックは何回も折り曲げているうちに、しわが残ってしまう。その結果、せっかく開いて大きいサイズにしても、目障りな折り目で画面が分割されたディスプレイが手元に残ることになる。

「プラスティックは圧力を加えられると分子の位置が移動します。一方、ガラスはプラスティックよりも堅固な構造をしているため、同じ負荷を与えた場合より大きな弾性を示すことになります」とマウロは説明する。「ガラスの構造には、変形したあとに元の形に戻る力があるのです」

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