「Uber Eats」「DoorDash」「Seamless」といった食品配達アプリが批判に晒されることが増えている。『ニューヨーク・タイムズ』が配達員たちの過酷な労働条件について報じたためだが、こうした状況で逆にサーヴィスの存続を心配する声も出ているのだ。
『ニューヨーク・タイムズ』の記事は、食品配達アプリの運営会社で働く従業員(企業側の言い分によれば「独立の契約者」だ)の労働の実態を明らかにしている。ときには最低賃金にも満たない額を稼ぐために、レストランと配達先の往復をいったいどれだけ繰り返さねばならないのか、という話だ。