フェイスブックはネット上での行動に基づいて、ティーンエイジャーを「アルコール飲料」「極端な減量」「たばこ」といった関心カテゴリーに振り分けている。独身だった場合には出会い系サイトの広告の対象になる場合もあるという。

基本的にはFacebookのすべてのユーザーが興味・関心のカテゴリーに振り分けられているが、18歳未満は成人向けの特定のカテゴリーには分類されないことになっている。ところがフェイスブックは遅くとも2014年から、子どもたちに不適切な広告を表示しているとして非難に晒されてきた。それが19年になっても依然として子どもたちに「たばこ」や「アルコール飲料」といった関心ラベルが付与されていることが、『ガーディアン』紙の調査で明らかになっている。

フェイスブックのアルゴリズムによるカテゴリー作成については、これまでにも別の問題が浮上している。17年には職業欄に「ユダヤ人ハンター」と書き込んでいるユーザーを対象とした広告を許可していたことが、ProPublicaの報告で明らかになった。またフェイスブックは18年、ロシア在住の何千人ものユーザーを「国家反逆に関心がある」とラベリングしていた件で謝罪している。

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