ニコチンは免疫システムを阻害する可能性があり、電子たばこはウイルスや細菌など体外から侵入する異物を回収する肺の脂質層を傷つけ、そうした異物を除去する役割を果たすマクロファージの働きも狂わせると、レヴィは指摘する。さらにニコチンは肺から病原体を除去するのに役立つ大量の毛のような突起、すなわち線毛を減らすという。「電子たばこと肺疾患の関連について詳細が明らかになりつつあります」とレヴィは話す。肺が損傷すると感染症を防ぎにくくなるというのだ。

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