米国では「アマゾン・エフェクト(効果)」で小売大手が続々と倒産している。2011年には書店大手のボーダーズ。2015年には家電量販店のラジオシャック、2017年には玩具販売のトイザラス、2019年にはファストファッション大手のフォーエバー21が破綻した。米国で閉鎖した店舗数から開店した店舗数を差し引いた純減数は2017年以降で計約1万店となり、2018年の1年間に閉鎖した店舗の面積は過去最高を記録した。

 米国の株式市場には「アマゾン恐怖銘柄(Death by Amazon=デス・バイ・アマゾン)」という指数まである。

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