次世代の社長候補者の選定は、新しい社長が就任したときに始まるというのが理想です。社長は直属の部下で、少なくとも2人は次期社長候補を持っておくべきで、なおかつ、同時にその下の層の育成をしておくことが望ましい。もし人材がいないのなら、下の層で採用をして、つまり、次の次の社長の候補者として採用して、その人たちを育成するべく、ジョブローテーションを施していくべきです。そうすれば、外部に次期社長を求めなくてもすみます。

 外部に人材を求めると、コストが高くつきます。私たちの試算では、5~6%のコスト高になります。また毎回、社長を社外から招いていると社員の士気が下がります。社内には社長を任せられる人材がいなくてクズばかりだと宣言しているようなものだからです。

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