「究極的には、ブランドセーフティやキーワードを選択したブロックリストといった対策がもたらすのは、B2Bオーディエンスやニュース消費者である洗練されたオーディエンスにリーチしたいと考えている広告主をスポーツやエンターテイメントといった場所に放り込んでしまうことだ。そして、これらのカテゴリーは彼らが求めているものではない。そこで、ブランドセーフティにフォーカスするのではなく、会話はブランドスタビリティ(継続性)というアイデアにつなげていくべきだと、私は思う。実際には本当にブランドにとって安全な物ですら敬遠させてしまっては、どうやってブランドのメッセージに合致する環境にブランドを登場させることができるだろうか。政治報道と政策報道のあいだには違いがあるけれども、私はそれが混ぜこぜにされてしまいがちだと思う。政治であれば、自社ブランドとの関連を持って欲しくない方向性に会話を誘導するような、煽動的であったり、下品な報道からは離れておきたいと考えるだろう。しかし政策であれば、ブランドはそこに進んで存在したいと思う。特にこの時世では、ブランドたちは何らかの大義をサポートすることを強いられ、消費者たちはブランドが持つ価値観を理解したいと思っている」

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