スタンフォード大学の研究チームは、米国で職場のストレスが医療コストと人々の生死に及ぼしている影響を調べた。それによると、職場のストレスが原因で発生する医療コストは年間1900億ドル近く。これは、米国の医療費支出全体の約8%に相当する。それによる死者は、年間12万人近くに上る。

 世界全体で見ると、職場のストレスが原因による抑鬱や不安にさいなまれている人は6億1500万人。それによる生産性の低下が生む経済損失は、最近のWHOの調査によれば年間1兆ドルと推計されている。

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