・人生には自分で意図しなくても、道端にしゃがんで、次のバスを待たなければならない時がある。目的地に行くバスが来たって満員で、自分の体が割り込めるスペースがなくて見送らなければならない日々もあるのだ。
・バスを待つまでの長く果てしない「待ち時間」を何をして、どう過ごすか。実はそれこそが、問題なのだと思う。ただ眠り、食べ続けていたら、たとえバスが止まったとしたって、階段を昇る気力さえ残っていないかもしれない。
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