「持続可能な商品」の割合が大きいカテゴリーは、トイレットペーパー、化粧紙、牛乳、ヨーグルト、コーヒー、塩味スナック菓子、ボトル入りジュースで、18%以上を占めた。これに対して、洗濯用洗剤・柔軟剤、床用洗剤、チョコレート菓子では、「持続可能な商品」の割合は5%以下だった。
効能が重視される商品(洗濯用洗剤・柔軟剤や生理用品など)では、「持続可能な商品」の割合が低い傾向があった。これは消費者が、効能とのトレードオフを気にかけているからかもしれない。
ただ、こうしたカテゴリーの一部で、「持続可能な商品」は大幅に増えている。特に生理用品と洗濯用洗剤・柔軟剤のカテゴリーでは、この5年間に「持続可能な商品」が150%も増えた。