Googleショッピングの歴史は2013年にまで遡る。この年、同社は「Google Express」というサードパーティ向けのマーケットプレイスを立ち上げた。
そして2019年末にGoogle Expressは廃止となり、Googleショッピングに組み込まれ、現在の「Buy on Google」となっている。「Buy on Google」は、ブランドなどの外部ページには移動しない。その名の通り、Google上で直接支払い、決済ができるシステムだ(Google Expressも同様だった)。
Buy on Google自体はマーケットプレイスではない。Googleショッピングという大きなカテゴリーのなかの1サービスだ。Buy on Google に比べ、Googleショッピングには多くの小売事業者が集まっている。だが、商品リンクをクリックすると外部のウェブサイトへと移動する場合がほとんどで、Google上で決済までを終えられるのはBuy on Googleを利用した場合だけだ。「Buy on Google」にアクセスするには、商品を検索し、「ショッピング」タブに移動、「Buy on Google」でフィルターする必要がある(日本では未実装)。