・社会政策はすべて、アフリカ人の知能が我々の知性と同じだという前提を基本としているが、すべての研究でそうなっているわけではない。黒人労働者と交渉しなければならない雇用主なら、そうでないことを分かっている。
・白人と黒人の間にはおよそ1標準偏差(白人の平均を100とすると黒人は85)のIQの差があり、これが黒人に貧困層が多い理由だと述べた。
・1989年時点の平均的アメリカ人の年収は、白人の約2万7000ドルに対し黒人が約2万ドルだが、IQ100の白人と黒人を比べればともに約2万5000ドルで経済格差は消失する。
・同じIQで見れば、黒人は白人と平等か、むしろ優遇されている。黒人が差別されているように見えるのは、白人に比べて知能の低い層が大きいからだ。
・アメリカではIQ75以下が知的障害者とみなされる。知的障害のある子どもの割合は最下層の白人では7.8%だが、同じ最下層の黒人では42.9%だ