バイヤーからは「このジュース、いいですね」と好感触を得たのですが、ホテルの上層部が「甘すぎる」とジャッジされた。欧米からのお客様の好みを考えると、もう少し酸味が強くないといけなかったんです。和牛の霜降りがしつこすぎて受け入れられないのと同じように、甘ったるいジュースもダメ。僕はそのとき初めて、「自分がいいと思った味だけでは勝負できない」と悟りました。お客様に合わせたものを考える必要があったんです。

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